この記事の要約
退職後に襲い掛かる保険料・税金の種類と金額を把握し、あらかじめ貯金で備える事が大事です!
これらの税金・公的保険の支払いが、リアルに感じてきます
とは言え、会社員時代でも給料から天引き➡会社が支払ってくれていましたが、いざ自身で納めるとなると辛い金額です・・・(笑)
今回の記事はセミリタイヤを実現した私が、リアルな体験をみなさんの役に立てればと思い、投稿したいと思います
意外とイメージが出来ない退職後のお金の動きを、この記事から少しでも感じてみてください
■私の当時の状況を簡潔に整理すると…
では最初の恐怖から…
住民税の支払い
結論から言いますと、会社員時代に支払っていた住民税の額が2025年5月まで続く
私が2023年の6月から2024年5月まで支払っている住民税は26400円(ふるさと納税活用済み)
この金額が2025年の5月まで続きます(細かい事は抜きにして、この金額で固定)
わかってはいましたが、こう見ると凄まじい・・
住民税の仕組み
簡潔に申し上げると、住民税の金額は前の年の所得(課税所得)に対して金額が計算されます
退職後、収入が減っても前年分の住民税を支払う必要があり、その分の金額を十分に備えておきましょう
下記のサイトから住民税の仕組み・計算などが学べます
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/1129773.html
社会保険料の支払い
以前の記事でもお話しましたが、こちらは多少の対処が出来ます
任意継続するか国保にするかは人それぞれですので、必ず退職前に会社の総務と役所の国保の窓口でご相談をオススメします
特に扶養家族が多い場合は、任意継続の方が安くなる可能性が高いです
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年金の支払い
会社員時代は給料から天引きされていたのでそれほど実感が湧きませんでしたが、いざ役所に国民年金に切り替え手続きを行うと実感が湧きます
2024年5月現在の年金支払い額
- 一般:月額16980円
- 早割(当月末振替)月額16920円
私は最初から2年前納+付加保険料を加える事を決めていましたので、その分の金額を準備していました
※付加保険料の加入は条件があります
この2年前納って何かメリットあるの?
最大で2年間の前納をすることで、約1ヶ月分の年金保険料が安くなります
詳しくは下記の日本年金機構のサイトをご覧ください
付加保険料って?
国民年金保険料に加えて、1ヶ月あたり400円を追加で支払います
最終的に納付月数に応じて受けとる年金が『200円×納付月数分』が増えます
付加保険料のメリット
月額400円を上乗せする事で、将来受け取れる年金額を増やす事が出来ます
付加保険料のデメリット
この他のもメリット・デメリットはありますが、総合的に判断して私は付加保険料に加入する事に決めました
加入出来る条件など、詳しくは下記の日本年金機構のサイトをご覧ください
個人事業主(フリーランス)に向けての準備
これらの支払いを目安に、ある程度まとまったお金は必要になります
私の場合
これらを合わせて約150万円必要となりました
この金額はあくまでも私の例ですので、ご自身で一度調べてみてください
もし年金の支払いに余裕がなければ、納期期限の2年以内なら遡って後から支払えます
そしてフリーランスにはお得な制度もあります
- 2024年は利益が出ない…年金の支払い無理…
- 2025年は利益が出た!未払い年金をまとめて払うぞ!(その年に払った年金は全額控除!)
詳しくは下記の「追納制度」をご覧ください
これらをうまく使えば、「現時点」では少ない金額になると思います。
私のはフリーランスになるに辺り、生活防衛資金を約2年分と、今回の税金の支払い金額を備えておきました
後から困らないように、自身で計画を立ててしっかりと備えましょう
5.最後に
タイトルでは恐怖とか煽ってしまいましたが、住民税や社会保険料の金額に恐れるより、それ以上に稼ぐ事に集中した方がいいです
とならないように最低限の事を準備しておけば怖くはありません
そして常日頃から学び、知識を入れる事で自身を守る
自由を目指すなら自ら学び、行動する。他力本願では自由の道は遠くなります
今回もこのような記事を読んで頂いて本当にありがとうございました
この記事が誰かの役に立てれば幸いです
ではまた!!
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