この記事の要約
結論!被扶養者がいる方は任意継続の方がお得になる可能性が高い!!
今回は退職する時にかなり悩んだ内容を記事にまとめてみました
すぐに再就職する方には有益な情報ではありませんが、これから個人事業主で頑張っていく方には参考になると思います
では私の簡単な状況からです
以上踏まえて書いていきます
任意継続の場合
まずは自身の給料明細から健康保険料の天引き額を把握します
支払い保険料(私の場合)
- 会社員時代の健康保険料は月額約15000円(子供1人扶養も含む)
- 保険組合のホームページで確認した所、そこから更に追加で約20000円は事業主負担
ご存知の方も多いと思いますが、子供の保険料は扶養者の為、企業負担となります
退職後の保険料は約35000円
この時点で見積もった、退職後に支払い続ける金額は約35000円とかなりの高額です
しかし、任意継続だと扶養の概念が無くならない為、私+子供1人を含めた金額となります
会社員なら、有難い事に半分以上は会社負担です
ここだけを見ると会社員に魅了を感じます(笑)
加入している組合によると思いますが、任意継続は半年前納または1年前納をすることにより、少し安くすることも可能です
詳しくは、自身の保険書に記載されている保険組合に問い合わせてみてください
国保の場合
任意継続の保険金額を確認したら、次に向かう場所は役所の国保の窓口です
マイナンバーカードは必ず持参しましょう!
ある程度想像はしていましたが・・・
なぜこのような差が出るかと言うと
国保にした場合、扶養の概念が外れ子供にも保険料が加算されます
この時点で任意継続と比べると、国保の方が月額10000円も高い!!
年間で約120000円の差が出る
年間での金額で考えると相当大きい・・うまい棒が10000本位買えちゃいます・・・
なんと国保の場合は世帯の所得金額により算出される為、それなりに稼いでいた場合はかなりの高額になります
私を例に取ると家族構成・所得金額で調べてもらった結果、任意継続した方が安くなる事がわかりました
任意継続は継続開始日から2年間まで有効で
いつでも辞める事が出来ます
詳しくは下記の「全国健康保険協会ホームページ」をご覧ください
備考
正確な数字を知りたい方は、会社の総務で確認と役所の窓口で確認すれば間違いありません
では以上を踏まえて、ここからが問題の…
いつ国保に切り替える?
任意継続の方が安いと言っても、それは今現在の話
最長2年間は継続出来るが、保険料は固定のままです
どこかのタイミングで切り替えなければ、高い保険料を払い続けてしまう
こちらも役所の国保の窓口で確認するとすぐに結論が出ます
2025年3月までは任意継続
- 私の場合は2025年3月末まで継続
- その後は国保に切り替える
これが無駄に支払う事も無いと結論が出ました
国保の保険料計算は昨年の所得金額で計算され、その金額が適応されるのは翌年の年度開始月からとのことです
前提を踏まえれば2025年4月からの国保の保険料は激減します
私と子供の2人で月額約6000円まで下がったと思います
このことから2025年4月から国保に切り替えることで、任意継続の残り8ヶ月分の高い保険料を払わないで済むのです
まとめ
今回の【知識は】健康保険は国保と任意継続どちらが安いのか?【資産を守る】問題で
私はかなりの時間を費やしてしまいました
単純にどちらが安いかで考えて相談に行けば短時間で解決します
今回の例で悩んでいる方もいらっしゃると思います
自分で調べる事も大事ですが、私みたいに貴重な時間を使わない為にも頼れる事は頼りましょう
時間は有限!すぐに聞く事も大事!!
補足
任意継続は退職後20日以内に申し込む期限がありますが、退職前に事前申し込みが可能でした
私の場合、年始をまたぐのと連休もあり、約2週間は保険書が無いのは怖い…
保険書が無くても病院での診察は受けられますが、その時は全額自己負担
後から申請をすれば7割が返ってきますが、手間を考えると事前申し込みが良いと判断しました
任意継続を考えている方は、退職前に総務にて保険料と事前申し込みが可能か一度相談してみてください
退職後は意外と忙しいので、先に出来る事は片付けた方がいいです
ここまで読んで頂いて本当にありがとうございました
この記事が少しでも力になれれば幸いです
ではまた!
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